童実野高校デュエルモンスターズ大会 １０～１１章あとがき

ネタバレ防止のために、文字の色を白にしてあります。
マウスで反転（ドラッグ）させて読んでください。

準決勝第１試合と言うことで、ひとつの山場となりました。

１０章の城之内戦は、昔の作品で作ったオリジナルカードを再登場させたインフレバトルになりました。
城之内くんのデッキは、上級モンスター、装備カード、デュアル、ついでに融合まで詰め込んだ欲張りデッキになっています。
パワーだけでなくコンボもそれなりに成立しますが、弱点が多く手札事故になりやすいカードも多いので、総合的には強いとはいえません。
これでも御伽くんにデッキ調整をしてもらってずいぶんマシになっている――と言うから手に負えないぜ！

さて、気づいた方もおられるかもしれませんが、
今回登場した『ビッグバン・バトル・フィールド』『究極竜戦士－ダーク・ライトニング・ソルジャー』『勇者アトリビュート』は、
いずれも昔の作品に登場しています。
『ビッグバン・バトル・フィールド』については、既存カードとのバランスを考えて、１５００ライフのコストをつけてみました。
こんなものなら使う人出てくるかな？

特に、『ビッグバン・バトル・フィールド』はこのデュエルのキーカードとなりました。
おかげさまで、今までのデュエルとは打って変わって（かな？）、派手な展開になりました。

そのせいで、（作者が）死にました。デュエルの流れを作るだけで２週間かかりました。
いろいろと制約が多い中、盛り上がる展開をちゃんと入れて、ルール的に間違いなく、既存カード（オリカもあるけど既存）だけ、しかもキャラのイメージを損なうカードや単体で弱いカードはＮＧとか、冗談きついぜ……。

作者的には死にましたが、純粋にバトルを楽しんでいただければ、作者としては死んだかいがありました。（いやまあ死んでないけど）


１１章は、御伽戦（と本田戦）です。

城之内戦（１０章）が終わってまた再来週――は、ヒキはいいですが、キリが悪いので同時掲載しました。
ついでにジャンプにありがちな『クライマックス！』の予告も入れて、最終回かもしれない雰囲気を演出してみました。ひどい作者ですね。

そんな事情もあり、城之内戦から続けて読まれることを想定し、
城之内戦のテンションを殺さないように、でも引きずり過ぎないようにして、野坂ｖｓ御伽戦を書くことを意識しました。
具体的には、ワンクッション置く意味で本田戦を書きました。本田さんデッキを使う剣闘獣さん、大活躍ですねっ。

御伽戦は、どうやって盛り上げるかをまるで考えずに作り始めたので、当然ですが大変でした。
拮抗しているバトルから、御伽不利→ダイス・ポットで逆転→ドロー勝負で逆転、となる流れを考えるまでにも苦労しました。

さて、遊戯王的（？）にはドロー勝負になることは良くあることで、それで逆転勝利することも良くあることですが、
野坂さんの場合は、直前の城之内戦でのドロー勝負で負けていることや、「バレバレだよ！　野坂さん！」で、個性付けができたかなと思います。
「バレバレだよ！　野坂さん！」あたりから楽しい気分になっていただければ、作者としては大成功です。


今回は、全体的にもうこれ最終回でもいいよね？　――と言うくらいの勢いで書きました。

おかげで決勝戦のハードルがあがりました。今、作者は死んでいます。
実はここで敗北したんだよ、と言うことにしておけば、
最終回になって終わるのではないかと思ったりもしましたが、そんなことにはせず何とかがんばっています。

次回は、準決勝第２試合となります。遊戯と海馬のデュエルになります。

次回は２月６日くらいに第１２章を公開する予定です。
作成状況によってはちょっと遅れてしまうかもしれません（今度は本当に遅れるかも……）。そのときはごめんなさい。
それでは、次回もよろしくお願いします。

童実野高校デュエルモンスターズ大会 ９章あとがき

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そんなわけで、決勝トーナメント突入しました。

今回の対戦相手の鯨田くんが、すごく雑魚っぽく描かれていますが、
一歩間違えれば花咲君がボコボコにされていたので決して弱いわけではありません。
テニスの王子様の田仁志くんみたいな感じで書きました！　ね！　強そうでしょう？

さて、まあ……
今回は繋ぎの回だったかな、という感じがしないでもないですが、
その分次回はいつもより気合を入れてお送りします。

次回は準決勝！　童実野高校デュエルモンスターズ大会クライマックス！
一気に２章分更新します。管理人が力尽きないように祈ってやってください。

次回は１月２３日くらいに第１０章と１１章を公開する予定です。
作成状況によってはちょっと遅れてしまうかもしれません。そのときはごめんなさい。
それでは、次回もよろしくお願いします。

2011年あけおめ

すでに別の記事経由であいさつをいただいていますが、
改めまして、あけましておめでとうございます。

せっかくなので今年やりたいことを書いていきます。

【今年やりたいこと】
・童実野高校デュエルモンスターズ大会を完結させる
　まずはこれを終えないと他の作業はできません。
　とは言え、終盤のボリュームがまた増えまして、書いても書いても進捗率がなかなか増えてくれません。
　何とか予定通りお届けできれば、と思いますが、結構ぎりぎりな感じです。
　と言うか、今からつづき書きます。

・カード考察の再開
　決して、カード考察が終了したわけではなく、ごにょごにょ。
　再開後は、カードの人気投票を織り交ぜたりして、これまで以上に読んでて楽しい物を作ろうと思います。
　前のようにじっくりやっていると、いつまでたっても追いつかないので、さっと流せるところは思い切って流してしまいます。
　……もっとも、詳細は考えていないわけですが。

・創作ストーリーのレビュー
　１年以上サボっているので、何とか今年は着手したいと思います。
　レビューの順番ですが、すでに１回以上レビューを行った作者や、十分な人気が取れている作品・作者については、後回し気味になると思います。ご了承ください。

・新しい創作ストーリーの作成
　とりあえずレアハンターを書かないと管理人の体が持たないので（？）、
　童実野高校デュエルモンスターズ大会が終わり次第着手したいです。
　
　それ以外の作品は、アイディアは用意してあります。
　2011年かどうかはわかりませんが、ほどほどの長さでコミカルなものになるんじゃないかと思います。
　童実野高校デュエルモンスターズ大会みたいな大長編にはならないです。
　あれだけ長いと公開まで時間がかかりすぎるぜ……。

・HP全体の整理
　リンク集やトップページの整理とか、今の環境などを踏まえたデザインとかにしたいです。
　余裕があれば、ですけど……。

・5D's人気投票
　４月くらいにやるんじゃないかな？

・次回のチャットについて
　考えていませんでしたが、1月のどこかでやりましょうか？

そんなわけでよろしくお願いします。

童実野高校デュエルモンスターズ大会 ８章あとがき

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予選トーナメント最終戦ということで、デュエルはギリギリ勝利になりました。
今までの対戦相手をランク付けすると、

　野坂(水曜日)：★★
　野坂(木曜日)：？？？
騒象寺(金曜日)：★★
名蜘蛛(１回戦)：★
　井守(３回戦)：★★★★
　鶴岡(４回戦)：★★★★★★

といった感じでしょうか？
鶴岡先生は頭ひとつ分くらい抜けています。輝いていますねっ。


さて、他のデュエルにも共通していますが、
ＯＣＧっぽさ（と言うかリアルっぽさ）を出すために、この作品では「見えないカードの恐怖」を意識しています。

今回のケースだと、『裁きの龍』がいつ特殊召喚されるかわからない。『オネスト』がいつ撃たれるかわからない。
それに、花咲くんが引っ張られてしまう、と言った感じに。

自分からは見ることができない、「相手の手札」と言うものを積極的に取り入れたことで、カードゲームらしさが出ていればいいなぁと思います。


また、意外と面白くまとまったのが、鶴岡先生でした。
「予習」とかそう言ったキーワードをちりばめながら、妙にかっこいいキャラクターになりました。

最後のヅラシーンは、自然に挿入するタイミングを調整するので結構苦労しました。（空気読まずにそのイベントが発生すると興ざめしてしまうので）
どうしても入らなかったら諦めようかなと思っていましたが、入れることができてよかったです。鶴岡先生には、このイベントがないとねっ。


後半の騒象寺くんイベントは、予選トーナメント編最後を締めくくる大事なイベントです。
長すぎず短すぎず、カラオケ発言そのほか調整して、あんな感じにまとまりました。

ようやくチームとしてまとまりが出たところで、とうとう決勝トーナメント突入です。
対戦相手やトーナメント表は、次回の更新分で明らかになります。

決勝トーナメントではどこまで勝つことができるのでしょうか？
と言うわけで続きます。

次回は１月９日くらいに第９章を公開する予定です。
作成状況によってはちょっと遅れてしまうかもしれません。そのときはごめんなさい。
それでは、次回もよろしくお願いします。

童実野高校デュエルモンスターズ大会 ７章あとがき

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７章は、童実野高校デュエルモンスターズ大会２～３回戦でした。

７章前半は少年漫画でもおなじみ（？）の修行シーン。
これで、花咲くんも必殺技を身につけたり、オーラとか覇気とかを纏ったりするよ！　（しません）

一応友達ながらも存在感が薄かった根津見くんや孤蔵乃くんも、
ここからそれなりに活躍するよ！　（ギャグ要員として）
フェードアウトしなくて良かったね！　（良かったの！？）


さて、７章後半は３回戦、井守くんとのデュエルでした。
終焉のカウントダウンデッキということで、２０ターン後にギリギリ勝利という作為を感じる終わり方になりました。

今回は、最初から緩急をキッチリとつけたので、比較的スムーズに書けました。
最初の１７ターンより、ラスト３ターンになってからのほうが、文章量が長くなっているのがポイントです。


色々イベントを挿入しつつ、次回は童実野高校デュエルモンスターズ大会４回戦。予選トーナメントの最終戦になります。
ここを勝てれば、決勝トーナメント進出！
（みんな忘れている）花咲くんパパが応援にやってくるぞ！

そんなわけで、次回は１２月２６日くらいに第８章を公開する予定です。
よろしくお願いします。